【写真編集拡張】写真アプリから呼び出したPhoto消しゴムでよくメモリ不足エラーが発生します。対策方法はありますか?

写真アプリから呼び出したPhoto消しゴムで大きな画像を読み込むと、以下のようなメモリ不足画面が表示されることがあります。また、この画面が表示される前にPhoto消しゴムの起動自体が黒画面のまま止まってしまうこともあります。これもメモリ不足が原因です。

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(メモリ不足になる理由)
Photo消しゴムがアプリ本体で動作する場合と比べ、写真アプリから呼び出されて動作する場合、写真アプリが起動している状態で同時にPhoto消しゴムの機能が動作するため、Photo消しゴムで使用できるメモリ量がとても少ない状況になっています。

(対策)
編集する画像のサイズが小さければ使用メモリが減るため、このようなメッセージは表示されにくくなります。本体アプリで画像を読み込んで編集する場合は、十分なメモリ量を使用できるため、より大きな画像を編集してもメモリ不足は発生しにくくなります。メモリ不足の発生条件は他のアプリのメモリ使用状況とも関係しているため、正確な値を示すことはできませんが、目安として次のサイズ以下にリサイズして編集すればメモリ不足になることはほとんどありません。

  • 写真アプリからの呼び出しで編集する場合    → 最大1280ピクセル
  • 本体アプリで画像を読み込んで編集する場合 → 最大3264ピクセル

v1.10では「自動リサイズ機能」を追加しており、あらかじめサイズを指定しておくと指定サイズ以上の画像を読み込んだ時に自動的にサイズ変換するようになっています。この機能を活用して、投稿先に合ったサイズにリサイズしてから編集することをお勧めします。

(今後について)
写真拡張編集(Photo Editing Extension)で動作する場合、写真アプリとの同時使用になるためエクステンションで使えるメモリが少なくなるというのはAppleからも開発者向けに説明されているのですが、現状はそれにしても使えるメモリが少なすぎる(本当にメモリが足りないのではなく、なにかメモリの使い方がおかしくてエクステンションに本来割り当て可能なメモリがちゃんと割り当てられてない)ように思われる節があります。本件はもう少し情報を整理した上で、別途Appleにバグレポートを送信したいと考えています。なにか進展があれば、このサポートサイトで報告します。